2016 March

 

 
 
丸の内に出来た新しいオフィスビル、パリから来ると何だかTOKYOというよりマ ンハッタン?のように感じる。空港のラウンジをイメージしたとい うデザイン のスペース、丸の内の夜景が一望出来て打ち合わせにも執筆にも良さそう。そし て驚くほど静か・・・。パリのカフェの喧騒が少し懐かし い。

 

 

 
 
  母が大好きだった雛祭り「桃の節句」にお墓参りに行く。樹齢100年はとうに 越えた松の木、浮世絵のような枝ぶりが真っ青な空に映えて美しい。梅 の花も 満開・・・。忙しい毎日の中で心休まる素敵な時間。  

 

 

   
 
 
  母のお供えに次々に美しいお花が届く。お部屋いっぱいに広がる爽やかな香りと 春の陽射し、溢れんばかりの美しいお花を眺めていたらふっと眠くなっ てしま う。感謝の気持ちで胸がいっぱい・・・。  

 

 

 
 
  快晴の週末、軽井沢にスキーに行く。幼馴染みと8時にゲレンデで待ち合わせ、 初等科以来38年ぶりに一緒にシュプールを描く。週末とはいえ早朝の ゲレン デはまだ誰も滑っていない真っ白なキャンバスのよう。懐かしさと嬉しさでリフ トの上でもお喋りは尽きない。子供の頃は毎シーズン本当にいつ もいつも一緒 に滑っていた私達・・・。  

 

 

   
 
 
  たっぷり滑ってもまだ10時半、ゲレンデのカフェで一休み。何だかヨーロッパ のスキー場のよう・・・。  

 

 

   
 
 
  新しいプロジェクトのプレゼンの今日、アトリエに作品が一斉に並ぶ。ようやく アトリエも片付いて、スムーズにプレゼンに対応出来るようになって嬉 しく思 う。一斉に並んだ作品をしばし眺める・・・。

 

 

 
 
 
作品のイメージ写真を撮るため、アトリエでセッティングの試作。ディスプレイ 用のアクリルやマホガニーのボードなどを並べ、ああでもないこうでも な い・・・と。ビジューがより美しく見えるようにライティングもさまざまにトラ イ、私にとっては楽しい時間。

 

 

 
 
打ち合わせにお台場の某テレビ局に伺う。「臨海副都心」とは正に!という眺望 と光り輝く球体を抱く丹下健三氏設計の社屋がまるで未来都市のよう。 朝の情 報番組のセットも興味深い。

 

 

 
 
お台場のシンボルとも言える社屋の球体。直径32メートル、重量は1200ト ンと言うメガ級の球体は外側に3200枚ものチタンが貼りこまれてい る。球 体展望室に入ってみると意外なほど大きく、スタジオ機能や音を吸収する「吸収 天井」と音を拡散させる「拡散天井」の2重構造という凝った作 り。「重心の ずれた非対称形の揚体(吊り荷)を、3ヶ所の吊点でリフトアップする」という 世界でも始めての試みという建設当時のエピソードもその スケールに驚く。

 

 

   
 
 
事務所とアトリエのガレージセールもすっかり定番に?撮影やその準備のたびに 増えるモノもこうして地域の方々に喜んで頂ければ何より。溜めずに毎 回きち んとクリーンアップ出来ているのが理想だけれど、10年単位のモノ達・・・、 まだまだ道のりは長い。

 

 

 
 
 
撮影のためのディスプレイ用品を選びに行く。グリーンや植物ももはや「造花」 と言うには程遠い、本物と遜色のない、そしてあらゆる種類の植物が 揃ってい ることに驚く。ヴィジュアル的にはむせ返る程の花々でも全く香りがない・・・ 何とも不思議な空気感。

 

 

 
 
気温の低い快晴、絶好のスキー日和の早朝。雪を湛えた日本アルプスと浅間山を 眺めながら、真っ白なキャンバスに絵を描くようにゲレンデにシュプー ルを描 くのは本当に気持ちが良い。ゲレンデのヒュッテのようなレストランでランチを 頂き、また滑る・・・。

 

 

 
 
頂上の展望台で一休みするも、山のあまりの美しさと自然の迫力に見入ってしま う。さまざまな濃淡の自然の色が織りなす独特の質感が幾重にも重なっ て・・・。まるで東山魁夷の絵のよう。

 

 

   
 
 
ここのところスキーばかりしていたので山の家にお客様をお招きするのは久しぶ り。名古屋からいらっしゃる彫刻家のM氏、ゆっくりお話を聞きたいの でキッ チンに立たなくても良いようにセッティング。黒のランチョンマットにフュー シャのナプキン、テーブルセッティングを考えるのも楽しい時間。

 

 

 
 
今年も卒業のシーズンになり、恒例のパーティー。ヨーロッパのゼミ旅行以来、 私も長いお付き合いになった大学院生もとうとう卒業。我が家のパー ティーら しく皆、思い思いの場所に好きなように座って。 自由な雰囲気の中でいろいろな学年の人と話すのはとても楽しく、さまざまに刺 激を受ける。これからもどうぞよろしく・・・。

 

 

 
 
日本の仕事もひと段落、ようやくパリに戻る。快晴のシャルル・ド・ゴール、 エール・フランスの機体が眩しい。市内までのタクシーの中で美しい夕暮 れ。 運転手さんがしばしスピードを緩めて下さり2人で感動する。空の美しさにかな うアートなんてあるのだろうか?・・・オノ・ヨーコ氏の言葉を思 い出す。

 

 

 
 
  今年は例年より早く感じる復活祭(Pacques)のお休み、サンジェルマンは静まり 返っている。久しぶりにカフェのオーナーとお互いの近況やサ ンジェルマンの ニュウスなど。もうすぐサマータイムが始るというのに肌寒い。グルーミーなお 天気は嫌だけれど、「にび色の空とパリの街」は本当に 美しい・・・。

 

 

 
 
diary index 母と娘の喪の期間は13ヶ月というので、この28日は私にとって「喪の明ける 日」。サンジェルマンに見事な虹の橋が架かる・・・。母から私への エールと しか思えない美しい虹に胸がいっぱいになる。新しい人生が始まるような、素敵 な記念日を主人とパリで迎えられたことに深く感謝する。 page top

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